現存している打出の小槌は、おそらく星の数ほどたくさんあるに違いありません。
人々が無数の小槌に願いを込めている総和を考えると、願いのパワーがどのぐらいなのか、想像もできないぐらい大きいでしょう。そのエネルギーの僅かでも、小槌たちから授かる、受け取ることができれば、開運はもう保証されたようなもの。
非常に大きな打出の小槌で、DAIKOSUプロの本尊小槌です。全長約40センチ、槌の径は15センチ、幅は約20センチというビッグな小槌です。材質は分かりませんが、無垢の木からの削り出しです。
手前にある、屋久杉を素材とした小槌(全長約18センチ)と比べると、その大きさがお分かりいただけると思います。
振り上げて、願いを込めて振り下ろす。それだけでもかなりのパワーが必要です。願いを込める人にも真剣さがこもります。
とても重厚感がある配色済み小槌。松が描かれていることからも、とくに永続性、長寿を願う小槌のように思われます。
能『高砂』では、高砂の松と住吉の松を相生の松とし、夫婦仲良く末永く暮らしていくことの吉運につながるとされます。
木製で、小槌が作られてから20年以上経過していると思われますが、これまでほぼ一度もケースから出されたことがなく、タイムトラベルしたかのように現存しています。
詳しくは分かりませんが、どこかの宗教法人の方の記念品のようです。作られた数も少ないと思われますが、とてもしっかりした材を使い、作りも非常に個性的で完成度が高いです。
こちらも、木の箱にしっかりと収納され、ほとんど取り出された形跡がありませんでした。大きさは、通常の打出の小槌にくらべて少し大きめで重量感があります。
金属製です。鋳物細工で、金、銀のめっきが非常に巧みに施されています。大きさは、手のひらにすっぽりと入るサイズ。にもかかわらず、しっかりとした重みと存在感があります。
金の槌は主に財運、銀の槌は家内安全、家庭円満の願いをかなえてくれそうです。
金属製の鋳物で、中空。貯金できる小槌です。北海道の銀行(北海道相互銀行)が、昭和時代に何かの記念として世に出したもののようです。
小槌の下の部分は、鍵で開け閉めする扉がついています。これも、しっかり作られています。財運が確実にアップしそうです。
余談ですが、当方は貯金スペースに旧100円玉を何枚か入れてあります。ご利益あれ!
こちらも、しっかりとしたつくりの立派な打出の小槌です。槌の上部がひときわ大きくなっています。「浅間大社」と印があり、おそらく富士山本宮浅間大社で取り扱いがあった小槌だと思われます。
打ち出の小槌は、基本は日本の庶民文化が生み出したスーパーアイテムだと思っていますが、人々の思い、願いが凝縮された存在であることは間違いありません、
そのため、神社、寺院、そしてそれ以外のいろいろなところで小槌が作られ、祀られ、世に出ているのだと思います。
先にもご紹介していますが、屋久杉を素材に使用した、今日では稀有と思われる打ち出の小槌です。
こちらの小槌を見ておりますと、やはり小槌は木製なのだな、と思ったりもします。独特の風合いがご利益の多さを物語ります。
木製の小槌ですが、実にいい。大きさも重さも想定通り。違和感はありません。
常滑焼風の招き猫たちと一緒に映してみました。招き猫のエピソードを書き始めると、大変なことになってしまいますのでここには記しませんが、招き猫たちとの違和感もない打出の小槌です。
こちらの打出の小槌は、木質ですが、小槌本体は中空です。中には、ちょうど大阪・豊国神社で扱っている開運ひょうたんのように、紙質(または木質)の細かい粒が入り、振るとシャラシャラといい音がします。これまた、運気上昇を予感させます。
かなり古いものらしく、上手に扱う必要があります。
金属鋳物で精密に模様が施され、光り輝く塗装も施されています。詳しい素性は分かりませんが、日本国外で生産されたかもしれません。
木製の打出の小槌(屋久杉小槌)よりかなり大きく、手ごたえのある重量です。方角を考えて置くのがいいと思いました。
作られてからかなり時間が経っていると思われますが、傷やへこみはほとんどありません。こちらもおそらくほとんど観賞されていないと思われます。
株式会社DAIKOSUプロ
本社・愛知県名古屋市緑区松が根台78‐1
研修センター・北海道旭川市高砂台5‐9‐12
登録番号 T4180001154930
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