続・店の棚から、商品は消えていない。

農林水産省のHPを見ていた。こんなのが出てきた。食料供給困難事態対策法

https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/horitsu.html

これは極めて問題だ、と個人的には思ながら、背景に「遠からず有事が想定されている」ということがさらに問題を深めていると思った。それは戦争、自然災害などの緊急事態だ。東南海トラフ地震かもしれないし、世界規模での戦争かもしれない。

われわれはいま、インフレが日常生活を圧迫する状況の中で、価格上昇を問題視している。コメの価格が下がらない、などと宣伝され暗い気分になる。

でも、まだ商品はあるのだ。食品はいぜんとしてスーパーにあふれんばかりに並び、売れ残ったら値引きして、それでもだめなら廃棄する。安全面の問題がありますからね。

でも、その商品自体がなくなるという事態を、多くの人は想定していない。とくに食料品。

日本国内で食糧を生産している人たちはだんだん減っている。それ自体がすでに危機だろう。農業の危機、生産者の危機を訴えてトラクターを繰り出してデモをしても、あまり話題にはならない。「なくなったら、輸入すればいいじゃないか」と安易に考えているからじゃないかな。でも、輸入できない事態が発生する危険は、かなり高まっているのではないか。再検証すべきでしょうね。

コンビニから食品が消えたら、店は成り立たない。スーパーの食品コーナーで在庫が非常に少なくなったら、インフレなんて話じゃない。貨幣経済が成り立たない可能性すらある。そんな危難の足音が、徐々に迫っているのかもしれない。

こちらの公式情報も参考になるかも。

https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/index.html

 

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