情報をつくる=ゴミの山から宝を見つける

「情報」といったら、どんなことを連想されますか。

私は「ゴミの山から見つけ出す宝物」ことだと思っています。そして「リスクを少なくして利益を大きくする」こと。

本当の情報は、現実の皆さんの生活の中、日常業務の中に日々表れています。そして、日々の活動は実は日替わりで、一度も同じ活動ではありません。しかし、文字や数字で情報化したとたん、それは同じものになるのです。ですので、文字化した情報を検討している限り、実態はわかりません。実際に現場に行ってみないと。すると、予想もしなかった情報がそこら中に転がっているのです。あとは、皆さんがそれに気づくかどうか。

文字化した情報のもう一つの大きな機能は、ブランディングです。情報は変わらないという性質を持っている。それを状態と一緒に丸め込むんです。それによって「低リスクで利幅を大きく」できる。

ブランディングは「信用」「看板」ということにつながっていきます。同時にそれは「リスクを減らして、利益を大きくする」ことにつながります。それをどんどん詰めていくと、コンピュータのデータになるということなんですよね、たぶん。それは、情報処理した結果として「信用」「信頼」が得られるということでもあります。