克己心を鍛えよう~最大のライバルは自分

私たちは、いろいろなことを思う。家族に対して、所属している組織に対して、社会に対して。。

でも、いろいろなことを思うのは自分だ。腹が立つことも多い。でも、腹を立てているのは自分自身であって、家族でも組織でも、社会でもない。

だから、自分というものを知り、どうコントロールしていくかが、富を蓄積し発展していく上で重要なこととなりそうだ。それを克己心といったりする。

克己の心を育てるには、まず、関心を持つことだろう。そして、目標を持つ。ただし、目標は到底実現不可能な水準であってはいけない。

面白いと思って関心を持ち、目標を立てる。まずは実行できる範囲の「取るに足りないような」目標でいい。「朝6時に起きる」「必ず朝飯は食う」「毎日トイレ掃除をする」など、なんでもいい。

達成できない目標を立ててしまうと「三日坊主」に終わってしまう可能性が濃厚だ。克己心は育たない。

そして、だいたい自分の今の能力や社会的地位に応じた行動をとること。分不相応の行動は慎むということだ。

その究極には「無知の知」ということがある。自分がいかに何も知らないのかをよく考えてみること。すると、不思議に道は開ける。